結構不遇と言われがちなコントローラー。
最近は強力なフィジカルで敵をバンバン倒すタイプのコントローラも現れているので、人気も上がってきそうです。
この記事では、コントローラの基本的な立ち回りと、スモークについて解説しています。
なぜチームにコントローラーが必要なのか
コントローラを使うならコントローラの存在意義を知っておく必要があります。
コントローラ(スモーク)の存在意義は、敵に情報を与えないことにあります。
逆に、イニシエーター、センチネルの存在意義はほとんどの場合、情報を取得することにあります。
スモークで視界を遮ってしまえば、スモークの向こうにいる敵はこちらを正確に撃つことができません。
視界という最も重要な情報源が奪われている間に、サイトを取得したり、プラントしたり、解除したり、ポジションを変えたり、あえて変えなかったりするのです。
スモークスキルの使い方
スモークには、
- 敵の入り口を防ぐ使い方
- ワンウェイ
- スパイクの解除スモーク
- 耐えモク(サイト内で耐えるためのスモーク)
などがあります。
敵の入り口を防ぐ使い方
例えば、アセントのBを攻めたいときはマーケットとCTにスモークを配置することが多いです。
これによってマーケットやCTからの敵はスモークを通り抜けないとBサイトに向かう人を撃つことができません。
攻め側はBサイトに集中しやすくなります。
逆にアセントのBを攻めてくる敵から守りたいときはメインにスモークを配置することが多いです。
このように配置してください。
このように配置すると敵は順番にクリアリングできてしまいます。
より強力なスモークの配置方法(敵の進行を防ぐ)
壁にスモークの端を揃えるように配置すると敵はスモークを通り抜けた瞬間にあらゆる射線に晒されます。
壁から盛り上がるようにスモークを配置すると、敵はある程度の射線を切ってピークすることができます。
射線はより多く通っている方が有利なので、1枚目の方が強力ですね。
ワンウェイ
別の記事で解説しているので、こちらを読んでみてください。
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スパイク解除のスモーク
スパイク解除の時によくメインやリンクなどにスモークを置く人がいますが、あまり良くない場合が多いです。
ケースバイケースではあるのですが、基本的にはスパイクの真上の方が強力になります。
スパイクを解除したいときは、スパイクの真上にスモークを置いてください。
解除者以外に味方がいる場合は、上の画像のようにメインから解除者を撃つ射線(白)に対して味方は援護射撃(青)できます。
耐えモク
サイトの中央、遮蔽物の近くにスモークを配置してそのスモークを利用して戦うという「耐えモク」というスモークの使い方があります。
アセントのAなら大体ここ。
スモークの中や外を行ったり来たりしながら、敵の背後を取って願わくば2キルを狙うという方法です。
スモークの中で待つ人とスモークの中に入る人が戦う場合、スモークの中で待つ人の方が有利です。
基本的にスモークの中で敵が入ってくるのを待つのが耐えモクです。
耐えモクが置かれた敵からしたら、
- 単純にスモークの中に入れば不利、
- でもスモークの中にいるかわからない
- もしかしたら今スモークの中から出てくるかもしれない
など、考えることが多くなり、やられると非常にめんどくさいです。
「耐えモク」は非常に強力な防衛手段です。
ジャッジやバッキー、ショーティなどのショットガンと耐えモクの相性はとても良いのでエコラウンドで試してみて。
コントローラーの立ち回り
コントローラーがスキルを使う前に倒されてしまうとサイトを取ったり、リテイクする難易度が上がってしまいます。
味方の動きに一番気を配る必要があるロールです。
基本的には、以下のような立ち回りになると思います。
こちらが攻撃サイド
攻撃サイドの行動の順序
- ミッドなどにスモークを使ったり、ラークして敵を揺さぶる。
- サイト進行時にCTやミッドからの入り口にスモークを使う。サイトが取れない、デュエリストが倒されたなら、自分で敵を倒すしかない。
- サイトで守る。敵を倒す。解除阻止。
- スパイク解除を阻止するためにワンウェイなども使える。
こちらが防衛サイド
防衛サイドの行動の順序
- ミッドなどにスモークを使って敵を揺さぶる。
- スモークを敵の進行する場所に配置したりする。厳しければ一旦退く。
- リテイクするためにスモークを敵の居そうな場所からの視界をふさぐ。
- 敵を倒す。スパイク解除時はスパイクの上にスモークを置く。
味方の動きに気を配る必要あり
味方がどこに進みたいのか見てスモークを置きましょう。
本当は味方に要求してもらうのが一番良いのですが、VCが無かったりもするので味方の意志をできるだけ汲み取っていく必要があります。
ミニマップを見て、味方がしたいことがしやすくなるようにスモークやスキルを使うことを心がけてください。
マップを見ている間に倒されてしまうことも多いので、なるべく安全な場所でスキルを構えたり、マップを見てください。
スモーク:攻撃時はサイト侵入時・ミッドの取得時/防衛時はメイン入口に
スモークを使うタイミングで特に多いのは、
- 攻撃サイドではサイトに入るとき、ミッドを支配したいとき
- 防衛サイドではメインからサイトへの入り口から敵が入りそうなとき
です。
これさえしてれば十分コントローラーの役割は果たしています。
味方がメインから出そうになったらすぐにスモークを配置してください。
最初に戦ってはいけない?
コントローラーが最初に倒されるとチームはスモーク無しでサイトを取得するハメになります。
なのでスモークを使う前に倒されない方がいいです。
しかし、キルが取れる場面や、味方のカバー、セーフティな戦いはちゃんとこなす必要があります。
キルに消極的なコントローラーは敵の脅威にはなりません。
味方にキルしてもらうのではなく、「デュエリスト、スキル、チームを使って敵を倒す」という意識の方が良いです。
コントローラーでも敵をキルすることが大事。キルが少ない状態で勝ってもランクポイントはあまりもらえない。
でも最初に倒されると良くないというのが、コントローラ、イニシエータ、センチネルの難しいところですね。
おすすめのデバイス
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