ロータスは３サイトあるマップで、かなりの攻めマップだった。
EP8からのアップデートで多少防衛にも優しくなったが、３サイトある時点で攻めの選択肢は多く、守りの選択肢は少ない。
回転ドアによる読み合いや、Cメインのマウンド、破壊できるBリンクへの壁など、新しい要素が詰まったマップとなっている。
ロータスの構成・概観
ロータスはヘイヴンと同様に3つのサイトがある。ヘイヴンよりもサイトへの入り口は少ないため、キルジョイは必須では無い。
サイトは非常に狭い。スプリットやロータスのようなサイトへの入り口が少なくサイトも狭いマップはレイズが強力となる。
（バインドは重要なエリアに狭い場所が多いという理由でレイズが強力。）
このマップはヘイヴンと同様ローテーションが効果的。ローテーションを活かすためには広いエリア、特にAメインの取得が重要。
Aメインの取得に攻守でブリーチが有効。
エリアが広く取れる２コントローラー構成も競技シーンで使われる。
オペレーターはC、Aで威力を発揮するが、オペレーターでポジショニングできる場所は限られており、対策もしやすい。
ロータスの守り
- すぐに全員で寄らない
- Aメインをオーメン、レイズを含む3人で取りに行くのは簡単で有効
- 回転ドアはリテイク時に開けるだけでプレッシャーになる
- （全マップの基本）味方が寄れたら最低2人でサイト中で守る、1人でサイト中は守れない可能性が高い。
ロータス守り①：すぐに全員で寄らない
全員で寄ると敵のラークが簡単にサイトに入れる。
防衛はラークを確認すればいいので、1人で倒されにくい立ち位置で視界だけを確保する。
サイトに入れると敵は速くローテートできてしまう。
下の画像のように配置ができていると良い。
この配置の場合はスカイはレイズ、ブリーチに合わせて階段からピークしクロスを組む。
スモークを使ってメインからの射線を遮断する。
このとき、Aに敵が来そうなので、オーメンはBサイトの中でもAに近い場所でBメインを警戒している。これでAに素早くカバーに入れる。
全員で寄るのは、基本的に
- 敵が全員メインにいるとわかった時（こういう時はエリアを広げるのも良い）
- 他サイトで敵の進行がスキルで確認できる時
に限る。
ロータス守り②：Aメインをオーメン、レイズを含む3人で取りに行く
Aメインはこのマップで非常に重要なエリアとなる。
Aサイトへの進行を止められない場合や、敵のローテートが読めない場合、Aメインをラウンド開始直後に取りに行くと敵の選択肢を狭めることが出来る。
このようにスキルを入れると敵は進行するのがむずかしくなる。
もしジェットやオーメンが無理やり瓦礫に入ってきても人数は有利となる。
大事なのは
- メイン入口へのワンウェイスモーク
- メイン入口へのレイズのグレネード
である。
これはブリーチがいない試合でも難易度はそこまで高くない。
何度もやると失敗するので気を付ける。
ロータス守り③：回転ドアはリテイク時に開けるだけでプレッシャーになる
Aサイト、Cサイトのリテイク時に回転ドアを開けて倒されないように立ち回ることで別の場所からのリテイクがしやすくなる。
できることならこの回転ドアからスキルで行動阻害などの邪魔をして、リテイク（黄色の線）の補助ができると良い。
すぐに倒されずに、敵に存在をアピールすることが重要。
味方が回転ドアを開けてくれていたら、その味方とクロス（敵が1人で同時に見れない射線）が組めるように戦うとリテイクが成功しやすい。
この戦術を無理にする必要はない。ロータスの特徴を生かした一つの戦術となる。
このリテイクの対処法は2，3人でどこか一方に逆プッシュすることである。
ロータスの攻め
ロータスの攻めの基本 ↓
- 人数配置を見て積極的にローテートする。
- なるべく１人はラークでAメインかCメインを抑えておきたい。
- A,Cメインは最初フラッシュでピークするのが無難
- Aメインを取るなら瓦礫にさっさと入る
- Bに設置後、Bサイト内 & Bメインのみで守るのは至難。CやAから敵の裏を一人取る。
ロータス攻め①：積極的にローテート & ラークの重要性
どんなマップでも敵が3人以上寄っているのがわかったらそのままサイトを押し切るよりもローテートした方が有利。
特に、Aメインで一人倒されてしまったり、敵を一人も倒せてない状態ではローテートがより安全な策となる。
ロータスで安全にローテートするためにはラーク、センチネルのスキルが必要。
例えば、ラークでCメインより深くとられないようにして、スキルでBメインからの裏取りを警戒する。
ローテートの利点
- 人数が少ないサイトに攻めるので、敵のスキルも少ない
- 人数差が生まれる（有利）
- 敵も人数差を意識して退くことが多い。
ロータス攻め②：A,Cメインは最初フラッシュでピークするのが無難
Aメイン、Cメインはオペレータが射線を通している場合が多い。
ここでなんのスキルもなしに飛び出すと、フリーキルになりがち。
ラークの場合も何かスキルを使う。
ロータス攻め③：Aメインを取るなら瓦礫にとりあえず入る
Aメインを取る場合、瓦礫は非常に重要なエリア。
ここを取られた場合、Aサイトに攻め込むのはかなり厳しくなる。
取り返したい場合はスモークをこのように置く。
ヴァイパーのスモーク（ポイズンクラウド）だったら雑にここらへんに投げる。↓
オーメンのスモークでもいいが、スモークが切れるまでAメインを進行しづらくなる。
完全に射線は切れなくてかまわない。瓦礫に対して安全に射線を通せるかを重要視する。
瓦礫を取る際のオーメンのスモークの例 ↓
あとはフラッシュ、ドローン、モロトフなどを使ってたたかう。
このとき瓦礫のクリアを優先する。
ロータス攻め④：Bサイトをサイト内&メイン以外からも守る
Bサイトに進行して設置できた時、AメインやCTからのリテイクの裏取りが無いとかなり厳しい。
トップ、CT、Aリンク、Cメインの回転ドアからの射線が通せるので、非常にリテイクがしやすい。
設置後に狙いたいのは、
- AメインからAリンク、
- Cメイン取得からのCTへの裏取り
だ。これをやるのは1人か2人。多すぎてはいけない。
サイトは3人程度で守るのが望ましい。
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