スプリットはショットガンが刺さりやすい、狭いマップです。
サイトへの入り口が狭いため、単純な攻めは簡単に咎められやすくなってます。
守りマップと言われています。
ミッドの重要度が非常に高く、ミッドを取れば攻めでも有利に戦いを進めることが出来るマップです。
この記事ではスプリットの特徴・構成・攻め方/守り方を解説します。
スプリットの構成
スプリットで無難なピックは
レイズ/オーメン/スカイ/サイファー/自由枠
です。
これがシンプルに強いと思います。ダブルコントローラーとかもありますが、コンペティティブでやると難しすぎるという声もありますし、解説が異常に長くなるので今回は、
- レイズ/オーメン/スカイ/自由枠がサイトに攻めて
- サイファーは基本ラーク
という前提で話が進みます。
スプリットAの攻め方
スプリットAの攻めでは、味方とこの2つのどっちかの共通認識を決めておきたいです。
その2つとは、
- メインからラッシュするのか
- スロープ、ランプを取って情報をとるのか
の2つです。
これ以降はこの2つについて解説します。
VALORANTの基本ですが、サイトを攻める際はサイト内の敵がよくいる場所でまだクリアしていない場所にスキルを入れながら、プリエイムしながら進行していきましょう。
スプリットA攻め①:メインからのラッシュ
下の画像のように、
- 1人:エルボー監視
- 1人:ヘブン監視
- 2人 : サイト侵入
が理想的な形です。
3人しかいない場合は
- 1人:ヘブン下でヘブン監視、たまにエルボー見る
- 2人 : サイト侵入
が理想的な形となります。
耐えスモーク、トラップワイヤーの対処
サイト内で耐えられると敵が寄ってきたり、挟まれやすくなったりして設置ができない場合があります。
最近のメタでは
- 耐えスモーク
- トラップワイヤー
が最も厄介な耐え方だと思います。
耐えスモークの対処は
- スキルを入れて戦う
- 2人で同時に同じ場所に向かってピーク → クリアを繰り返す
- ショーティでスモーク中に飛び込む
です。スプリットのサイト内に2人いる確率はあまり高くないので、サイト内にいることがわかったら人数差で押し切ってしまいましょう。
サイトには2人の人数で攻め込んで欲しい理由の一つです。
ここで1人倒されてもサイトを取れれば問題ないです。
トラップワイヤーがある時は
- ゆっくりサイト進行
- レイズのスキルで壊してもらう
くらいしかありません。
トラップワイヤーは非常に強力なスキルなので、Aサイトをカメラで見られていることがわかったらラッシュを止めるのも一つの手です。
ラッシュをするタイミング
ラッシュは基本的に「今までのラウンド敵の人数配置が薄そうなサイトを予想して攻める戦術」だと思っています。
まず、数ラウンド間、敵の配置を見て敵の傾向を読み、ラッシュが通りそうな配置だと思ったらラッシュしてみましょう。
例えば、
- サイファーはBサイトばかり
- サイト1人ヘブン1人、他はBサイト寄り
という人数配置が多い → Aラッシュする!
という感じです。
もちろん、「どうせサイファーはBだろ」と思ってAにラッシュするのもありです。
これでAにいたら、敵のサイファーはAにも来るタイプのサイファーだということになります。
こうなると、ラークの情報が必要となり、ラークにサイファーの位置を確認してもらってからラッシュという戦術も取れるのです。
スプリットA攻め②:スロープ、ランプを取って情報を取る。
ランプが取れると、敵はAからの情報が取りにくく、Bへのローテートも刺さりやすくなります。
ヘブンを取ると、大体の敵は焦ってAへ寄ってきます。
ヘブンが取れたらそのままAサイトへ攻め込んでもいいし、CTに敵が複数寄ってきていれば、ベントからBサイトへローテートするのもありです。
この攻め方をするんだったら一人はミッドかBメインをラークしておくと良いです。
ランプはフラッシュかパラノイア、を用いて勝負を仕掛けます
ランプの取り方
このようにパラノイアを入れて、ジェットかレイズで突っ込むという方法がよく用いられます。
普通にフラッシュやスタン、リコン、ドローンなどでも構いませんが、その場合は撃ち合いの比重が大きいです。
スロープ、ランプで勝負するのはどんな時か
スロープを取るのはあまり情報のない前後半の序盤、または、サイト進行が厳しそうな時です。
こういう時はスロープ、ランプを取って敵の情報を取る必要があります。
スロープ、ランプを取ると、音やスキルによってベント、CT、ヘブンの情報がとれます。
この情報を元にセンチネルのスキルの場所、敵の配置を読み、スキルを壊したりして攻めていきます。
スロープに行く時は味方に言った方が事故らないです。
スプリットAの設置後
Aは設置後の配置が非常に重要です。全員がサイト内にいるとリテイク側が射線を非常に組みやすくなります。
設置後に
- メインを取りに行く
- ベントやCTからラークがリテイクの裏をとる。
のが必要となります。しかし、人数が2人以下のときはサイト内で守っても大丈夫です。
設置後にサイトを守るのは多くても2人で十分
と憶えておきましょう。
スプリットBの攻め方
スプリットBはメインからラッシュで押し切るのは非常に難しく、ミッドを絡めていく必要があります。
そこで、ここでは
- ミッドの取り方
- メインからの進行
を解説します
スプリットB攻め①:ミッドの取り方
ミッドを取るためには
- 敵のスキルを壊す、避ける
- 敵をベント下まで退かせる
必要があります。
ミッドを取りたい場合は、最初ベントかメールボックスにスモークを置いて、スモークが置いてない場所にスキルを入れてクリアします。
ミッドにセージの壁が置かれる場合があります。これはすぐに壊してしまって構いません。壁上からのピークに注意してください。
壊したら、スモークやスローオーブが置かれる場合が多いです。スローオーブは待つしかありません。
しかし、スモークが晴れるのを待つ必要はなく、フラッシュかドローン(ブームボットなど)、オーメンのパラノイアなどを入れます。
ここからは撃ち合うしかありません。ベントかメールボックスに攻め込んでしまいましょう。
赤い四角の場所は要注意です。
もしここで1人敵が倒せたらもう一度状況を整理してAサイトに行くかBサイトに行くか判断しましょう。
スプリットB攻め②:メインからの進行
メインからの進行は
- ドローン(スカイの犬)
- フラッシュ→ピークでエリア広げる
- 撃ち合う
が基本のスキルの使い方です。
ドローンでクリアして欲しいのは以下の4箇所です。
もしこのようなスモーク、サイバーケージが置かれた時のために、一人は黄色矢印のように動くと敵の横を取れたりします。
この時、ヘブンの敵、ラフターの敵、ヘブン下の敵(赤丸)に注意してください。
この黄色の矢印の動きは、ヘブンがミッドからとれた場合とてもやりやすいです。
スプリットAの守り方
スプリットAはメインで止めれるか、サイトを渡してしまうかの極端な結果になりがちです。
理由は
- メインが狭いので、メインへのスキルが当たりやすい
- Aサイト内に一人しかいない場合が多いので、サイトに入れたら人数で押される
です。
ちなみに、Aサイトに2人以上いたら非常に守りやすいです。その代わり、それ以外の場所の守りが薄くなるので敵がAに来そうな時だけにしましょう。
Aメインの守りの基本は
- メインでできるだけ止める、倒す
- ヘブンのカバーを意識してサイト内で耐える
です。
守りの基本は、敵の進行を遅らせて味方の寄りを間に合わせることです。
スプリットA守り① : メインでできるだけ止める、倒す
敵がA攻めだと分かって、まだメインが取られてない時、このスモークを置きましょう。
これである程度の時間止まる場合が多いです。ここで止めれている場合はスキルが余っていたらメインに配置したりスモーク抜きを狙ってください。
ここを突破されたら次はメインにスキルを入れて味方の寄りを間に合わせるのが一番です。
グレネードやスモークが一般的に強いですが、
スプリットA守り② : ヘブンのカバーを意識してサイト内で耐える
サイト内で一人で戦っても良くて1-1トレードでしょう。
1人で耐えるなら
- 2人倒す
- 味方が来るまで生き残る
のどちらかをしないと耐えてる意味があまりありません。
ここでヘブンの味方の動きを意識したいです。
ヘブンに味方がいないのにサイト内で耐えるのはめちゃくちゃキツイのであんまり良くないです。
もし味方がサイトをカバーできなくて、3人以上の敵がサイトに入ってきそうだったらCTから退きましょう。
味方がサイトに射線を通せそうだったらエルボー付近で敵を牽制しつつ、味方のピークと同時にピークしてください。
スプリットBの守り方
スプリットBはミッドを止めれればメイン進行も楽に止めれます。
ミッドが止めれないと、どうしても射線が厳しくなってしまうので、ミッドが止まらないならBサイトから退くのが基本となります。
逆にミッドに全く来ないのに、ヘブンで待ってても仕方ありません。
もしミッドに3人、4人いるのであれば、メインを詰めてしまうのも良いです。
Bはこのようにエリアのトレードがしやすいのも特徴です。
スプリットはAもBもサイトへの入り口(メイン)が狭いので、メインへのスキル、メインへのスモーク、スモーク抜きは非常に有効です。
Bメインは止めやすいので、スキルで止めて、味方の寄りを待ちましょう。
ミッドの守り方(エリアトレード)
スプリットで最も重要なエリアがミッドです。
攻め側はミッドを取得すればAにもBにも攻めれます。
逆に守り側がミッドを取得すれば敵のローテートに非常に時間がかかります。
ミッドを守るためにはこのライン
で敵を抑える必要があります。
これ以上ベント側やメールボックス側に進行されるとクロスが組めなくなってしまいます。
このように射線を組んでおく必要があります。
敵のスモークへの対処はこの通りです。
ベントのスモークに対しては後出しでミッドにスモークを置きます。
これによってメールボックスからの射線が安全に通せるので、ベントスモークからミッドにポジションを変えれます。
これでミッドでクロスが組めます
メールボックスへのスモークに対しては、ベントへのスモーク同様、ミッドにスモークを置いてリポジショニングでいいです。
ただ、この場合Bサイトへ攻める確率が低いので、Bメインを詰めてミッドを取り返すという方法もあります。
ベントの人は退いてBサイトのヘブンで待って耐えてもらいます。
これで挟み撃ちできます。
また、ミッドに敵が何人で来ているのかにも注目すると良いです。
ミッドに敵が多ければミッドと戦うより、別の場所に対して人数をかけるのがよいです。
まとめ
スプリットが嫌いな人は多いんじゃないでしょうか
なんか狭くて圧迫感があって攻めや守りでキツイおもいをすることが多いのでしょうか
ミッドがかなり重要なのでここを意識してプレイしていくとうまくいくかもしれません。
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