観戦勢の方や、初心者の方などが知らなそうな用語を集めてみました。
スリフティの条件とか、よくVALORANTのことを知っている人でも意外と知らない人が多い気がします。
用語1:エージェント
ジェット、オーメン、デッドロックなど、このゲームでのキャラクターの総称。
用語2 : CT
Counter Terroristの省略。CS:GOでは、C4(爆弾)を設置するテロリスト側(攻撃サイド)と、テロリスト側を殲滅、C4の解除を目指すカウンターテロリスト側(防衛サイド)に分かれてゲームをする。
CTは防衛サイドのスポーン位置(開始位置)を指す。
valorantでも、防衛サイドからのサイトへの入り口、道などをCTと呼ぶ。
CS:GOなどのカウンターストライクというFPSタイトルの用語からきている。
用語3:オフアングル (off angle)
普段プリエイムを合わせない場所のこと。
用例:オフアングルで敵を待つ。オフアングルに気を付ける。
人によってオフアングルだったりオフアングルじゃない場所があったりもするので、曖昧な言葉。
用語4 : ウルト
エージェントのスキルの種類。アルティメットスキルの略。
どのエージェントもウルトというスキルを一つ持つ。
- 敵に倒される、
- 敵を倒す、
- 各マップに落ちているウルトポイントを獲得する
という三つの方法でウルトポイントが1つ溜まる。
各ウルトに必要なウルトポイントがあり、必要な数だけウルトポイントを獲得するとこのウルトという部類のスキルが使用可能となる。
例:レイナは6ポイントでウルト「エンプレス」が使える。キルジョイは9ポイントでウルト「ロックダウンが使える」
用語5:サイト
スパイクという爆弾を設置できる場所。またはその周辺。
すべてのサイトが攻撃側から見て右から、A、B、Cと呼ばれる。
ロータス、ヘイブンというマップには3つのサイトがあり、他のマップには2つのサイトがある。
用語6:ロー
体力がほとんどない状態のことを言う。
人によってローの基準が異なるので、試合中は気を付ける。
用語7:ブリンク
素早い移動スキルのことをブリンクという。
現段階では、ジェットのテイルウィンドしかブリンクスキルは存在しない。
用語8:ハーフバイ
VALORANTには体力を50増やすアーマーと25増やすアーマーがある。
25増やすアーマーとヴァンダル、ファントムを買うことをハーフバイという。
用語9:エリア
チームが情報を十分に取れている範囲をエリアと言う。
戦術的な話をするとき、エリアが広いので情報が取れた、エリアが狭すぎて情報がない、などがよく話に上がる。
例:エリアの差による有利不利
例えば、アセントで、あなたが攻撃サイドだとして、Aメインに味方5人で固まって、誰もスキルを使っていないとする。
あなたたちはBメインにスキルも人もおいていないので、敵がBメインにいるのかわからない。
敵がBメインにいるとする。あなたたちのチームはBメインにいないことが敵にばれる。
敵はエリアを広くとれたので、情報が多く、あなたたちがAメインかミッドにいることがわかり、Aの守りを固めるだろう。
あなたたちはエリアが狭いので情報が少なく、Bメインに戻るときはもう一度Bメインまでクリアリングする必要があり、時間やスキルを使う必要がある。Aを攻めるにしても、敵はAを固めているから、厳しい戦いになるだろう。
用語10:ラッシュ
5人、4人でラウンド開始と同時に一気にサイトに攻め込むこと。
敵はほとんどの場合最大3人でサイトを守っているので、人数有利の戦いにはなりやすい。
しかし、グレネード系スキル、範囲攻撃スキル、モロトフ系スキル、ショットガンなどで止められる場合も多い。
フラッシュやリコン、ジェットやレイズのエントリーを起点に全員でなだれ込むのが一般的。
用語11:ヘブン
比較的上にある場所のことをヘブンという。
天国(heaven)が上にあるイメージだからこの名前なんだと思ってる。(違ったらすいません。)
用語12:ピーク
敵に対して体を出すこと。
用語13:ジャンプピーク
ジャンプと移動と視点移動を駆使して、少しだけ体を出して、敵がいるかどうか確認するピーク方法。
ジャンプピークを打ち抜いて倒せる人はかなりの玄人だが、現実的にはほとんどの人が打ち抜けない。
オペレータの存在を確認したいときや、安全に立ち回りたいときに使われる。
用語14:オーバーピーク
普通のピークよりもあえて長く移動してから撃つピークの方法。
たまに使うと刺さる。
用語15:プリエイム
移動した後にマウスを動かさなくても自動的にエイムが合う場所にあらかじめクロスへアを置いてから、移動して、撃つというエイムの方法。
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用語16:エコ
次のラウンドでvandal, phantomを買えるようにクレジット(お金)を節約すること。
節約したラウンドをエコラウンドと言う。
用語17:モロトフ、モロ
地面に範囲を持つダメージスキルのことをCS:GOの火炎瓶にちなんでモロトフと読んだり、略してモロと呼ぶ人もいる。
用語18:TP
テレポートの略。
チェンバー、ヨル、オーメンのスキルをTPと読んだり、バインドのテレポーターの付近の場所をTPと読んだりする。
用語19:スタン
動きが遅くなり、銃弾の連射速度が遅くなり、ADSができなくなる状態のこと。
ブリーチのホールトライン、ウルト、ネオンのリレーボルトなどが相手をスタンにする効果を持つ。
用語20:ラインアップ/ラインナップ
定点のことをlineupと呼ぶ。
よく海外の方がVCで「I have lineup」(ラインアップを持ってるよ)と聞く気がする。
あまり日本人がラインアップと呼ぶのは聞いたことが無い。海外の方からよく聞く気がする。
lineupsvalorantというサイトでは、定点がたくさん紹介されている。
用語21:FB
First blood(最初の血)の略。ラウンドで一番最初のキルのこと。
用語22:FD
First Death(最初の死)の略。ラウンドで一番最初のデスのこと。
用語23:スリフティ
ある条件を満たしてラウンドを取ると、スリフティと画面に表示される。
スリフティの条件は、
- チーム全員がそれぞれ2500クレジット未満の使用
- 相手よりも少ないクレジットを使用
の二つの条件を同時に満たしてラウンドを取得するとスリフティの判定になる。
参考: The Spike.gg, the global gaming
一般的にヴァンダル、ファントム、オペレータ、オーディンを使わずに、相手よりも少ないクレジットでラウンドを取得するとスリフティと言う。
用語24:パーフェクト/ フローレス(FLAWLESS)
誰も倒されずにラウンドを取ること。
日本語版だとバーフェクト、英語版だとフローレスと表示される。
例:ZETA DIVISION、パーフェクトラウンドです!
用語25:フォースバイ
次のラウンドに十分な装備が買えなくなってしまうのにあえて装備を買うこと。
前半と後半の最終ラウンドや、12本敵に取られてしまったときなど、節約する意味が無い場合にフォースバイしましょう。
用語26:ヒーローバイ
味方4人が節約してるけど、一人だけヴァンダルやファントムとアーマーを買うこと。
用語27:定点
ある場所に立って、ある場所に視点を合わせてスキルを使用すること、またはその使用方法のことを定点と言います。
lineupsvalorantというサイトでは、定点がたくさん紹介されている。
用語28:ラーク
味方の本陣とは離れて一人で行動すること。
ラークする人のことをラーカーという。
ラークがいると敵が警戒しなければいけない場所が多くなる。
用語29:エントリー
味方の先陣を切って攻め込むこと。
基本的にデュエリストがする。
用語30:カバー
味方が戦っているところに加勢すること。
味方が倒された後にすぐにカバーして敵を倒すと「ナイスカバー」である。
用語31:ワンウェイ
自分からは敵の姿の一部がみえるが、敵からは自分の姿が見えないこと。
スモークを使ってワンウェイの状況を作ることが多い。
英語でワンウェイ( One way )は一方通行という意味。
用語32:グリッチ
運営が想定していないゲームのプレイのこと。
グリッチを使うことは基本的に良しとされていない。
過去、Vivo KeydというチームはVCTでグリッチを使用し、勝利したにもかかわらず勝利は無効となり、再試合となった。
こちらの記事に詳しく書かれている。
用語33:ローテート/ローテーション
攻めるはずだったサイトに攻めるのを止め、攻めるサイトを変えること。
用語34:ベイト(bait)
味方を餌(bait)にして、敵をおびき出してその敵を倒すこと。
良いベイトもあるが、良くないベイトもあるので注意したい。
用語35:フィジカル
反射神経や、単純なマウス操作の上手さなど、撃ち合いの強さをフィジカルという。
用語36:ヘッドライン
敵の頭の高さのこと。
VALORANTでは、すべてのエージェントのヘッドラインが同じ。
ヘッドラインにクロスへアがあっていると少ないマウス操作でヘッドショットを撃てる。
用語37 : ワンタップ
1発で敵を倒すこと。
ほとんどの場合、vandal、ガーディアンで連射せずに1発のヘッドショットで敵を倒すことを表現するために使う。
用語38 : インスモーク
スモークの中のこと。
例:インスモークに敵がいるかもしれないから気を付けて!
用語39 : 耐えモク
サイトの中央などに発動されたスモーク。それを使って立ち回り、サイト内で耐える。
用語40 : アンブラ / アンチブラインド
敵のフラッシュをよけるために最初から後ろを向いておくこと。
アンチブラインドしながらアンチブラインドしていない味方とメインを進行したりする。この時相手がフラッシュを使わずにピークしてきたら、味方にカバーしてもらう。
用語41 : クロス
敵が出てきたら敵を挟むことができるように射線を組むこと。
用語42 : 二段
敵が出てきたら敵を2人で撃てることができるように、段差に一人上り、一人は下にいるままで待ち構えること。
用語43 : スパイク・C4
サイトに設置する爆弾のこと。
CS:GOの名残でC4と呼ばれたりもする。
用語44 : ADS
右クリックでサイトを覗き込むように銃を構えること。